2012年12月10日月曜日

リサイクル事業の企業見学

  
 障がい者就職トレーニングセンターでは企業見学を行っています。
 目的は就職に向けて職業選択のイメージを広げる為です。
 11月12日、第一回目の企業見学へ利用者12名と職員4名で伺いました。
 今回は、豊明市の株式会社中西様です。
 こちらは、資源リサイクル事業を行っている会社です。
 アルミ缶、スチール缶、瓶類、ペットボトル等の分別を行っており小型家電機器類の手分解もされています。



 <見学後の利用者の感想>
 利用者の方から見学後、感想を聞きましたところ以下のような意見がありました。
〇屋外の作業なので寒暖の差が激しいのではないか。
〇リサイクル品の選別作業中は集中力と注意力が必要な仕事だ。
〇会社の従業員のみなさんが、大きな声で元気よく挨拶をされていたことに驚いた。
〇一番印象に残ったことは、会社の従業員の人同士がコミュニケーションをとられていた事が凄かった。
〇日頃、何気なく扱っているリサイクル品の現状を見ることが出来て、大変勉強になりました。

丁寧に御案内して頂いた、社長様、専務様、本当にありがとうございました。  
  


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<就職希望者募集>
見学や体験などを行っています。
お気軽にお問い合わせを・・・。 TEL0562-85-6101 辻(つじ)・田口(たぐち)まで。
障がい者雇用を検討されている企業様もご相談ください!!

2012年11月15日木曜日

よくわかる!?法定雇用率

 つい最近まで、「今年も暑い」とか「残暑が厳しいねぇ・・・」といった言葉を聞いていたはずが、気付いたらカーディガンを慌てて引っ張り出し、「朝夕は冷えるね」なんて会話を毎日のようにしている気がします。ここ数年で四季の境目である春や秋が短くなってどんどん季節の変化が急激になっているように思います。体調を崩さないようにしてゆきたいものです。
 しかし、相変わらず暑い時期は早く涼しくなれと願い、寒い時期は早く暖かくなれと願ってしまう・・・無いものが欲しくなるのは人として素直な証拠でしょうか。

 さて、今回のブログでは、「法定雇用率」という制度についてお話をさせて頂きたいと思います。多くのメディアに取り上げられていることなのでこのブログを読まれている方の中には既に知っている方がみえるかも知れません。
 制度と聞くと堅い話という印象もありますが、私たちの生活の中にも意外と身近に障がい者の雇用に関する制度と言うものが機能しているということを知って頂けたら幸いです。

 日本には法定雇用率というものがあります。法定雇用率と言うのはざっくり説明すると、事業種別ごとに「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づいて決められた割合以上の障がいのある方を雇用しなくてはいけないというものです。事業主の方が毎年6月1日までにハローワークへ申告した状況で、守られているか否かを判断します。平成24年11月現在は、事業種別ごとの割合は以下のようになります。

民間企業・・・1.8%
国、地方公共団体・・・2.1%
都道府県等の教育委員会・・・2.0%



 単純に計算して、一番割合の少ない民間企業でも56人の従業員がいる事業主は、最低でも1人以上の障がい者を雇用するように定められています。
しかし、平成25年4月1日よりこの割合が拡大されることになっています。
 実際の事業種別と割合は以下のようになります。

民間企業・・・2.0%
国、地方公共団体・・・2.3%
都道府県等の教育委員会・・・2.2%


 これもまた、計算をしてみるとわかるように、一番割合の少ない民間企業でも、50人の従業がいる事業主は最低でも1人の障がい者を雇用するように定められています。
 
従業員数が50人以上56人未満で今までは対象外だった事業主の方は、ご注意ください!と、厚生労働省のHPにも記載がありました。
(参考URL:http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha/dl/120620_1.pdf

 尚、達成できていない事業主に対しては20万円以下の納付金が設けられているそうです。さらに、正当な理由なく雇入れ計画の変更又は適正な実施に関する勧告に従わない事業主については、その旨を厚生労働大臣が公表することもあるそうです。

 ほとんどの事業主の方々はご存じの事かとは思いますが、私自身もこの仕事に就くまではこのような制度があることを知りませんでした。障がいのある方々の雇用に対して、このような制度があり、さらに、積極的に障がい者の雇用に関わって頂ける企業の皆様に改めて、感謝をします。

 今回の制度や障がいのある方々への制度だけでなく、自分たちの働く環境や生活にも色々と関わってくるものがあるだけに、これを機会に見識を拡げていくことができたら・・・と思いました。

2012年10月26日金曜日

気づきのプログラムに

 就トレでは、10月から新しいプログラムの試行が始まりました。大きく変わったのは、これまで内職作業を中心だったプログラムを
 
 ⇒ 学びや気づきを促すプログラム を導入した点です。
 
 具体的にどのような内容かといいますと…
  1.  社会貢献活動:地域でボランティア活動を行います。
  2.  SST(ソーシャルスキルトレーニング):悩みや困っていることを解決する方法をグループワークで考えます。
  3.  ビジネスマナー:働くためのマナーやルールを学びます。
  4.  WRAP(らっぷ)=元気回復行動プラン:落ち込んだ時に、元気になるための道具箱を作ります。
  5.  企業見学:色々な職場を見学します。
  6.  地域生活スキルトレーニング:自立した生活をするためのスキルを学びます。
  7.  余暇活動:働くことと一緒に、余暇(休暇)を楽しむことを考えます。

  それぞれの活動の内容は、追々ブログにも更新していきたいと思います。
 単に就職がゴールではなく、利用者の方々に、自分の人生を前向きに切り開き、自分らしく働ける職場を見つけていただけるような、プログラムを目指していきたいというのが就トレの思いです。そのためにも職員一同、日々勉強して利用者の方々の声を受け止め、柔軟に環境改善をしていきたいと考えています。

 10月~11月は移行期間として、午前は作業を行いますが、12月からは午前中に公文式学習を導入していく予定です。子どもの学習塾として知られているKUMONですが、今では生後数か月の赤ちゃんから高齢者まで、生涯を通した学習プログラムがあります。脳の活性化や、やる気を育む効果があるそうですよ。

 もちろん、就職活動についても、個別にサポートしております。
ご興味ある方は、ぜひ見学に来てみてください。お待ちしております☆


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2012年9月24日月曜日

活動報告

 朝夕の風がすっかりと秋らしくなってきました今日この頃。みなさん体調など崩されていないでしょうか?
 さて、今回は8・9月に行われました、就トレでのプログラムの活動について報告させていただきます。(記事の内容がタイムリーでなく、申し訳ありません(>_<))
まずは、ロンドン五輪女子レスリングで見事3連覇を果たした吉田沙保里選手の凱旋パレード見学についてのご報告です。
 8月23日凱旋パレード当日。就トレのプログラムは通常通りの予定が組まれていましたが、数名の利用者の方から、「早退してパレード見に行こうかな?」や、「吉田選手が来るんですよね??」などの声が寄せられ、青山センター長を含め職員で検討した結果、「共和駅周辺で、しかも金メダリストのパレードを目の当たりにできる機会は滅多にない!!」ということで、急遽プログラムを変更。少し早めに活動を終え、参加希望者はいざパレードへ。真夏の日差しにも関わらず、沿道には、吉田選手を一目見ようと大勢の方が詰めかけていました。


☆沿道には、人、人、人の群れ☆
☆バッチリカメラ目線の吉田選手!!☆

 オープンカーに乗った吉田選手と栄監督が、共和駅から大府市勤労文化会館までの1キロの距離を30分ほどかけて走り、会館で祝勝会を行ったそうです。就トレの利用者さん、職員ともに「感動をありがとう~!」と、10分ほど手を振って声援を送りました。
続いて、8月から始まった大府市市民体育館でのソフトバレーボールの様子についてのご報告です。
 それまでは、二つ池セレトナのグラウンドにて体力づくりの一環として、利用者さんが思い思いに、ウォーキング、キャッチボール、サッカーなどを行っていましたが、この夏の猛暑の中、屋外での活動は危険と判断。体育館でソフトバレーを行うことになりました。

☆「いくわよ~!と張り切ってサーブ!!」☆☆ボールを拾うAさん!!☆

☆ボールを拾うAさん!!☆

               
 室内とはいえ、利用者の皆さんも職員も汗だくになってプレーをしていました。
普段のプログラムでは見ることのできない、爽やかな笑顔や、真剣にプレーをする利用者さんの姿が印象的でした。
秋とはいえ、まだまだ日中は暑い日が続きます。寒暖の差に体調を崩さないよう気を付けていきたいですね。


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2012年9月18日火曜日

第4回しごとも☆ ~合言葉は『肉』~

 ツクツクボウシの鳴き声に夏の終わりを感じますね。なんだか少し寂しいような、早く涼しくなってほしいような複雑な気持ちです。
 余談ではありますが、ツクツクボウシはその鳴き声が名前の由来だそうです。
 鳴き声に耳を傾けてみると、確かに「ツクツクボ~シ」と鳴いています。さらによくよく聴いてみると、ほかの個体の鳴き声に被せるように一緒に鳴いたり、時々訛ったような鳴き方をしていたりと個性があってなかなか面白いものです。子どもの頃には当たり前のようにやっていたことでしょうが、夏の終わりの夕暮れ時、童心に返って歌声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
 さて、今回のブログは夏の終わりの複雑な気持ちも吹き飛んだ第4回『しごとも☆』について書こうと思います。『しごとも☆』とは、仕事も、余暇も充実したい・仕事をするともだち同士の会という意味を込めて当センターが行っているOB会のことです。
 9月8日(土)第4回『しごとも☆』開催日。天気予報は「雨」そして朝の7時ごろには土砂降りでした。
 雨自体は30分ほどで止みましたが、外はあいにくの空模様。
今回の担当職員の中には強烈な雨男がいるのです・・・何を隠そう私のことなのですが。


嫌な雲が西からこんにちは・・・
 そんな空の下でのスタートになってしまいましたが今回の『しごとも☆』、合言葉はズバリ『肉』ということで夏の暑さに負けないスタミナを付けるべく、バーベキューをしました。
 今回は地産地消も考え、さらに、量より質でしょ♪と、いうことで知多豚、知多牛、そしてセンターで栽培したナスやピーマンと豪華な内容になりました(早く食べたい気持ちに負けて写真を取り損ねました・・・)
 成人されているメンバーさんばかりでしたが、さすがに自転車・原付・車の運転がある方もみえたのでノンアルコールビールとジュースで乾杯!!至福の時の始まりです。



 網の上に肉が載るたび、焼きあがるたびに歓声があがり、焼けたと同時に面白いくらいに食材が消えてゆくみんなの豪快な食べっぷりに驚きと焼き甲斐を感じました。



 バーベキューの締めはもちろん焼きそばです☆15玉を2回に分けて焼きましたがこちらも見事に無くなりました!!
 それぞれのペースで食事をしたり、お互いの現状を語り合ったり、子育ての話をしたり、職員の子どもと遊んでくださる方も見えたりと、のんびり優しい空気と時間が流れていました。
 仕事がうまくいかなかったり、生活をする中で嫌なことがあったりするのは誰にでもあること。それをお互いに語り合ったり、愚痴ったり、そして同じ食事を囲んで食べることを通じて笑顔になれる皆さんを見ていて、ささやかな楽しみの時間がとても大切なことを感じると同時に、「共に働き、共に食い」という法人愛光園の理念を垣間見た気がしました。
 心配していた天候も、みんなの日ごろの行いが良いので日陰では心地よい風が吹き、時折日差しも射す過ごしやすいお天気になりました。
 お腹も心も満たされる良い一日でした。

2012年9月3日月曜日

介護老人保健施設 相生で活躍中!

 日照時間が短くなり、朝夕は少しだけ過ごしやすくなりましたが、それでもまだまだ暑いものです。引き続き熱中症など気を付けていきたいですね。今回のブログも、就トレを利用され、めでたく就職された方々を紹介させていただくシリーズでお送りします。第2回目は、就職して約1年が経過した「かおりさん」です。

〈プロフィール〉
 利用者: かおりさん 30代女性
 職歴:店舗 雑務約5年  清掃業務約10年
 就職先:社会福祉法人愛光園 介護老人保健施設 相生
 仕事内容:入所棟の居室・ロビー清掃、配膳、物品補充等
 関係機関:就業生活支援センターワーク・ハローワーク

不安や悩みと共に歩んだ道
  かおりさんは、就トレを利用される以前からひかりのさとファームにあった就労移行支援事業部「すきっぷ」を利用されていたメンバーでした。「すきっぷ」に通い始めた頃は、馴染めるかどうか、自分にできる仕事があるのかと自信がないことから不安になったり、悩んだりする日々を過ごしていました。

経験を活かした仕事探し
 かおりさんは自信がないと言いながらも、当時行っていた東浦町の社会協議福祉会(社協)の清掃業務に参加され、前職での経験を活かしながら仕事をし、社協を利用されている皆様からの「ねぎらいの声」を耳にする中で少しずつ前向きになっていきました。朝早くからの清掃業務(当時は「早出」なんて言ってました)も「できるかどうかわかりません・・・」と不安げに週1日から始まり、最終的には週5日を誰よりも早く出勤し、仕事を始めている中心的存在になっていました。さらに、自信をつけたかおりさんは、午後からはファームのお隣にある「障がい者活動センター愛光園」の食事後の下膳作業にも徐々に参加されるようになりました。(午前清掃業務、午後下膳のスケジュールは、真夏に行うと支援者でも過酷なものでした・・・)そこで、本人とも相談をしながら、前職の経験や社協・活動センター愛光園での経験を活かせる「施設での就職」・「清掃業務」・「下膳作業」に的を絞って求職活動に臨んでいこうと考えていました。

巡り合ったチャンス
  様々な作業を通じて、働いていた頃の感覚を取り戻したかおりさんに大きな転機が訪れました。それが、老人保健施設 相生での障がい者雇用を拡大していくというお話でした。実は、かおりさんは過去に勤めていた会社から相生に派遣されてお仕事をしていたという経緯がありました。以前よりご本人の真面目で勤勉な姿は相生の職員の目にもとまっていたようで、もう一度働かないですか?という声がかかりました。慣れた環境、求職活動の条件にもピッタリでしたが、かおりさんは不安そうでした。理由を聞くと、以前の会社に戻ると思っていたようで、引っかかりがあったとのこと。そこで、今回は相生の職員として仕事に臨むことを整理してお話させていただき、かおりさんの中で「やってみよう!」というスイッチが入ったことを確認しました。

再び現れた大きな不安と悩み
 いよいよ就職へ!!と、気持ちを新たにスタートするタイミングで「すきっぷ」は「就トレに引っ越しをすることが決まりました。楽しみや期待と同時にかおりさんにとっては新しい場所へ行くこと、通勤距離が長くなること、電車で通わなくてはいけないことが大きな不安と悩みになって押し寄せました。しかし、「すきっぷ」で過ごした時間の中でかおりさん自身がとても強く成長されていたようで、就トレの開所前から通勤練習をするなど積極的でたくましい姿も見せてくださるようになっていました。もちろん、就トレへ通い始めてからも東浦町の社協の清掃業務では中心になり、周囲の新しい利用者さんから見ても、職員から見ても頼もしい「清掃のエース」になり、周りへの手ほどきまでできるようになっていました。

実習から就職に向けての流れ
  就トレでの生活も安定してきた6月下旬、支援体制も整い実習を開始。かおりさんの場合は、期間が長く空いてしまうことで不安が募ってしまうこともあり、1週間の実習でリズムを整え、最終日に確認を行い、問題が無ければそのままトライアル雇用に進むという形で支援を行いました。

ゆっくり、でもひたむきな努力が雇用に繋がる
 かおりさんは、ひとつひとつ努力を惜しまない方。実習で初めて経験したペーパータオルの補充がうまくできず、悔しくて自宅で広告を折って練習に練習を重ねました。ほかの作業に関しても同様で、こっそりと家で練習していることはセンターに通ってみえる頃からあったのだと後程ご家族から伺うことができました。そんなひたむきな努力が実り、トライアル雇用をしていただける運びとなりました。

やりがいを見つけてより輝けるステージへ
 3か月のトライアル雇用期間も不安や悩みを抱えながら過ごされ、無事に終えることができ、その後もゆっくりでありながらも、コツコツとお仕事をされるかおりさんの力を認めていただき、仕事のバリエーションも少しずつ増えていきました。始めは一つの棟だけを担当していましたが、現在は毎週水曜日にお隣の棟での清掃業務もこなされています。そんなかおりさんのやりがいは「お年寄りの皆様の笑顔と、感謝の言葉」だそうです。「仕事をしながら元気になれる。」そう話してくださるかおりさんの顔には、自信と働く喜びが満ち溢れ、輝く笑顔がありました。

 ゆっくりと成長されてはいるものの、不安や気になることがあるとまだまだ気持ちの揺れはあるようです。さらに、慣れてきたからこそ出てきた課題もあります。しかし、そんな中でも
「かおりさんが来てくれてからきれいになったところが増えて嬉しい」
「無理のない範囲でできることをふやして色々な所をきれいにしてほしい」
 と、かおりさんの力に期待し、様々な点で協力してくれる相生の職員に日々、感謝しております。本当にありがとうございます。
 そして、かおりさん、これからも同じ法人愛光園の職員として共に頑張りましょう!



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2012年8月1日水曜日

涼しげカーテン素敵でしょ! 野菜大収穫!の巻


     涼しげカーテン素敵でしょ! 野菜大収穫!の巻

 暑くなったり涼しかったりで、皆様体調は崩されていませんか?

 就トレの皆さんは、暑さに負けず、毎日仕事をがんばっておられます!!

 部屋の中にいても、熱中症にかかると言われています。そのため、皆さん自主的に水分を取るなどして熱中症対策もされています。

               

  さて、就トレの窓には涼しげなカーテンが!!   「ゴーヤです(*^_^*)

 だいぶ大きくなったでしょ! このグリーンカーテン、外から見ても涼しげですが

 実は・・部屋の中から見ると、もっと素敵なんですよ。カーテンを開けていても気にならず

 とってもいい雰囲気です!! 

  そして、暑さに負けず、就トレの野菜たちも大量に収穫!!  

 これも、毎日暑い中、水やりをしてくださった利用者さんたちのおかげです。

 どうですかっ!このキュウリの大きさ! 中でも・・「すごいねえ~っ」と1番喜んでいたのは、

キュウリと共に写っているセンター長の青山さんでした






 野菜たちを、かわいいアートにしたのは、またまた職員。
かわいい顔が出来ました(^v^)

 もちろん、野菜たちは利用者のみなさんに調理していただいて、おいしくいただきました。

 調理に興味のある方もみえるので、包丁で切る、炒める、盛り付けをするなど、トレーニングの

 1つになっています。 



今日も大地の恵みと、毎日水やりをやって下さる利用者のみなさんに感謝です!



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2012年7月19日木曜日

働くOB達の会「しごとも☆」

就職された利用者OBを対象にした、「しごとも☆」の活動が6月から始まりました。
 「しごとも☆」の名前は、「仕事も、余暇も充実したい」「仕事をするともだち同士」の会、という意味が込められています。「ひかりのさとファーム就労移行部すきっぷ」を利用していたOBと、就トレのOBの内、希望者が参加されています。
 知多半島を圏域とする就業・生活支援センター「ワーク」では、就職している障がい者を対象にした本人さん方の会「きんろうかんしゃの会」(通称:きんかん)を行っています。きんかんに参加されている方々もいるのですが、活動場所が半田であることと、時間が平日の夜ということもあり、就トレOBの中には、仕事の都合で参加が難しい方も増えてきました。
 そこで昨年から、きんかんの様な就トレ版「働く仲間たちの会」を持ちたいと思い、今年の事業計画に盛り込み、取り組みを始めています。


 第1回は6月9日(土)午後。就トレに9名のOBが集まり、お茶やお菓子を食べながらミーティングを行いました。
 ミーティングといっても知らない人同士もいたので、まず自己紹介。「株式会社○○で働いています。」「趣味は、映画をみることです」「職場のおすすめメニューは○○です。ぜひ食べに来てください」等。
 大勢の人を前に少し緊張されながらも、堂々と職場や自分の紹介をしていました。当然のことかもしれませんが、皆さんすっかり「社会人の顔」になっており、スタッフ一同感激しました。
 その後はテーブル毎におしゃべりしながら、アンケートで、しごとも☆の活動として関心のあることを聞き取りました。多かったのは、休みの過ごし方、会社の人との付き合い方、料理、スポーツ、日帰り旅行。また、5名の方がしごとも☆の手伝いをしてみたいと答えてくださったので、これからの活動が期待できそうです。
 次回の活動は、皆さんから意見をあげてもらい、多数決でボーリングに決まりました。


 第2回は7月14日(土)、大高グランドボウルでボーリングを行いました。残念ながら、仕事の都合で不参加という方も数名いらっしゃり、参加者は7名。
 南大高駅で待ち合わせ。よく大高イオンに買い物に来ているOBが、慣れた足取りで会場まで案内してくれました。
 お子さん連れで参加してくださったり、久々のボーリングで離れ技を続出される方もあり、2ゲームがあっという間でした。
 最近の仕事や生活の話も聞かせてもらいました。一人暮らしを目標にされているOBからは、今度自立生活の練習する施設を見に行くという話を聞き、一歩一歩夢に向かわれていく姿にふれました。素敵です。
 お元気に働き続けながら、夢を叶えていかれますように!その後の報告が楽しみです。



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2012年7月10日火曜日

トレーニングセンターで野菜づくり パート2


野菜づくり経験がない利用者さんたちにも棚づくりから一緒に取り組んでいただき、野菜づくりに興味を持たれた方もみえました。
ナス・トマト・キュウリ・ピーマンと収穫できた野菜をお昼に皆さんとおいしくいただきました。これから梅雨が終わり、セミの声と共に野菜の実も沢山熟して行き更においしくいただける事でしょう。♪♪

ゴーヤ・キュウリは、棚にしがみつきながら
大きく育ってきました。

ゴーヤ


キュウリ













ナス

ナス







トマト

トマト


今回の野菜づくりをきっかけに野菜づくりの仕事など、広い視野で就職を考えていただけるようになっていただけたら、野菜たちにも喜んでもらえるでしょう。




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2012年6月19日火曜日

食事サービスセンターで活躍中!


 就トレが開所して1年が経ちました。その間に、就トレを利用され、めでたく就職された方々をシリーズでご紹介させていただきたいと思います。第1回目は、就労移行事業3年を利用して、めでたく今年3月に就職された「あやさん」です。

〈プロフィール〉
 利用者: あやさん 21才 知的A判定 自閉症
 職歴:なし(学校卒業後、就労移行事業を利用)
 就職先:社会福祉法人愛光園 食事サービスセンター(のぞみの家内)
 仕事内容:食器片付け、盛り付け、食材の切込み等
 関係機関:ひかりのさとファーム・就業生活支援センターワーク・ハローワーク

自分で選び進んできた道
 あやさんは、学校時代からひかりのさとファームレストランで実習体験を積み、学校卒業後にファーム厨房で2年間ほど盛り付けなどの仕事を経験されてきました。掃除が苦手なあやさんは、早くから自分の意志で就労移行プログラムの清掃実習には参加されませんでした。(掃除って、どこまでどれくらいやればいいのか、分かりにくいんですよね)
 予想外の作業を突然指示されるとパニックで涙されることもあり、騒がしい環境が苦手で何人かのメンバーさんとの関係もうまく取れないことがありました。それでも、きちんと仕事をしなくてはいけない、という気持ちは人一倍強く持ってみえたため、就トレ利用中は葛藤されたことも多かったと思います。

強みをいかした仕事探し
 ウエス切り作業、縫物などでは、手先の器用さと丁寧な作業ぶりを発揮されており、この力が生かされる職場はないものかとハローワークで求人票を探していました。一般の求職活動は基本的には面接からスタートします。言葉でのコミュニケーションが取りにくいため、あやさんの良さをアピールするには、まず仕事ぶりを見て頂くのが一番伝わると思いました。また、あやさんが好きな調理関係の仕事がいいだろうと漠然と考えていました。

会社との出会い 見学
 そこで、障がいに理解がある法人内の食事サービスセンター様へ、事情をご説明して、まずは支援者のみが見学と体験をしました。ご本人ができそうな作業をこちらから提案させていただき、職場の事情と合わせて作業を切り出していただきました。それから、ご本人に職場を見学していただきました。実際の作業風景や職場環境を見学できたことで、ご本人の中にも見通しをもっていただけたと思います。同時に一番身近であやさんを支えているお母様にも見学に同行していただきました。「就トレは卒業、次の仕事の練習するんだよ」とご家庭からも後押しして頂きました。

短時間からの実習スタート
 そうして始まった職場実習。始めは午前2時間のみの実習で午後からは就トレ利用をしていただきました。最後1か月間は昼を挟んで午後作業も体験させていただきました。始めは不安げにあやさんと接していらした担当者の方々。何かあったらSOS出すわ、とおっしゃり受け入れてくださいました。実際に、実習中パニックで涙されたときには、休憩室で休むと時間をかけて落ち着くことを理解していただき、次第に「なんとかなるわ。大丈夫」と受け止めて下さるようになりました。

「戦力として」雇用が実る
 職場移転の事情もあり、実習が約6か月と長期になりましたが、あやさんは毎日コツコツと実習に励まれました。そして、いつもハキハキと丁寧な挨拶・・・「おはようございます。今日もよろしくお願いします」「ありがとうございます」「お先に失礼します」。それはあやさんが育ちの中で身に付けていた強みのひとつでした。
 実習終了して雇用を検討して頂いた振り返り会で「戦力になってるよ。あやさんがいてくれて、助かるわ。」「いつもしっかり挨拶してくれて見習わなきゃね~って話してるよ」と。あやさんを戦力としてくださり、多少の不安定も受け止めて、「共に」働いてくださっている職場の皆さん。ここにあやさんの居場所ができたことを感じて、ご家族・支援者とも喜びと感謝の気持ちで目頭が熱くなりました。

ひときわ輝く晴れ姿
 トライアル雇用の振り返り会で、お母様が一年越しで企画された成人式の晴れ姿の写真をみせてくださりました。上司はじめ職場の皆さんがお祝いの言葉とともに喜んでくださりました。(お見合い写真になりそうね!と)
 日頃より現場であやさんの力を活かし、働きやすいように工夫して下さっている、会社の皆さまには感謝の気持ちがお伝えしきれません。ありがとうございます。
 そして、あやさん、念願の正式雇用、おめでとうございます。
 これからもご自分らしく、お元気に働き続けて下さいね。


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2012年6月13日水曜日

トレーニングセンターで野菜づくり

今年は利用者さん、皆さんで野菜に挑戦します。
 まず、土づくりから始めました。
粗い土をふるいにかけ肥料や培養土を加えます。
  



 お陽さまの照り返しの中、臭いのきつい牛フンや鶏フン塗れになり頑張ってくれました。
 買い物班は、相談してプランターを選びそして苗を買いました。
 (ナス、ゴーヤ、ピーマン、キュウリ、ミニトマト、青ジソ、シシトウ)



 こんな小さい箱の中で本当に野菜が出来るのか?
 生命の力は不思議で且つ偉大ですね。

 水やり係を当番制にして苗の育ちを観察しながら、水を与えています。



 早く大きくなると良いですね。
 プランターは南向きの陽当たり良好ですが、高台の西風が強く、か細い苗達が震えています。



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2012年5月15日火曜日

ようやく1年が経過しました

障がい者就職トレーニングセンター(就トレ)では、平成23年5月より「働きたい」と願う障がい者に、働くためのスキルを身につけていただき、就職から定着まで専門のスタッフが支援を行っています。そんな就トレですが、活動を始めてようやく1年が経過しました。
この1年(平成24年4月30日現在)でめでたく就職された方は10名となっています。
主な就職先は、福祉関係3名、食品製造関係1名、配送関係3名、飲食店1名、事務関係1名、清掃業務1名です。みなさんそれぞれの夢に向かって、がんばっています。

私たちが、みなさんの就職のお手伝いをさせていただきます。

また、障がい者雇用を検討中の企業様のお手伝いもさせていただきます。「障がい者雇用、何からはじめたら?」そんな疑問に具体的にお応えします。障がいのこと、制度のこと、各種助成金のこと、またお試しの実習から雇用後のサポートまで、無料で一貫してお手伝いいたします。

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