2014年1月13日月曜日

新たな目標に向かって大きな飛躍の年に


新たな目標に向かって大きな飛躍の年に

 あけまして おめでとうございます。

 昨年、就職トレーニングセンターでは就職支援に特化した事業所としてハード面やソフト面の充実を図り、しっかりと基礎固めをさせていただきました。

 昨年4月に増築工事が完了し、西館ホールでは、ゆったりとした環境の中で落ち着いてプログラムを行うことができるようになりました。また個別の面談や求職活動など、より充実を図る目的で相談室を3か所設けています。旧事務所は、ケア会議・地域に開放した勉強会・ミーティングの場として活用しています。

 午前の活動として一昨年の12月から導入した公文式学習では、「自己肯定感を育むプログラム」として定着しました。静かな環境の中で集中して学習し、積み上げたプリントの枚数が利用者にとって目に見える成果であり、「やればできる」という自信と達成感を得ることができています。また、パソコンの「資格取得を目指すプログラム」として、ワードやエクセルを学習するコースも始まっています。

午後の活動は、グループワークを中心とした「気づきのプログラム」として、ビジネスマナー・SST(社会生活技能訓練)・WRAP(元気回復行動プラン)・スポーツ・社会貢献活動などに加えて、企業見学にも積極的に出かけています。

 昨年の6月より太田川駅からの送迎を始めています。利用者の半数以上が大府市以外の他市町の方となっています。特に東海市や知多市といった名鉄沿線の方の利用が増えていて、8人乗りのワゴン車に乗りきれない日もあり、増便を行っています。

 福祉は人だと言われます。就職トレーニングセンターでは人材育成として就労支援セミナーへの参加・自主勉強会の企画・先進事業所の見学などを進めてきました。また、あいさつ運動は地域との連携事業として参加し、3S運動(整理・整頓・清掃)・カイゼン活動といった事業所内での取り組みも充実してきました。特にQC活動に関しては、福祉QC全国大会において優秀賞を受賞(2013年12月9日のブログにて詳しく紹介)し、私たち職員にとって大きな自信となりました。
 新しい年を迎え、昨年までの取り組みをさらに充実せるとともに、新たな目標に向かって大きな飛躍の年にしたいと思っています。

 1つ目は、就職者数を倍増させること。厚労省の資料によると、平成24年4月時点において35.2%の就労移行支援事業所が、就職者数が0名となっています。就トレでは昨年7名の就職者を送り出しましたが、より多くの利用者ニーズに応えるため、さらなる努力を重ねていきます。

2つ目は、もっとたくさんの利用者に利用してもらうこと。まだまだ就トレ事業の周知が不足していると思っています。今まで福祉サービスが届いていなかった方々にも情報を届け、働きたいと希望をお持ちの障がい者の期待に応えられるようにしていきます。

 3つ目は、各支援機関との連携強化です。働き続けるには、継続的な定着支援や生活支援が必要となります。そのための相談支援機関や医療機関との連携が欠かせなくなっています。
 本年も変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。




センター長 青山 誠



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