2016年9月21日水曜日

『防災の日にちなんで・・・』

 オリンピックに甲子園と、盛り上がって熱くなった8月が終わりました。今年は長い夏になると言われていた通り、残暑が厳しいですね。少しでも早く涼しくなることを願いつつ、暑さに負けないように笑顔で過ごしたいと思います。
さて、今回は9月1日が「防災の日」ということで、就トレで行っている防災について少しお話をさせていただきます。日頃からの簡単な備えでいざという時のリスクが少しでも減らせるので、この機会に皆さんも一緒に考えてみてはいかがでしょうか?


9月1日は防災の日
 昭和35年に、台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するために制定されました。それに伴い、昭和57年からは、9月1日の「防災の日」を含む1週間(8月30日から9月5日まで)を「防災週間」としています。
※9月1日という日付は、大正12年に発生した『関東大震災』に由来しているそうです。


就トレでの取り組み
 就トレは、ご利用者の入れ替わりや職員の外出が多い事業所なので、時間や職員配置、ご利用者の人数などを想定せず、その場に居る職員とご利用者でなるべく対応ができるよう、年間4回の避難訓練を実施しています。また、消防の方にお越しいただき併せて消火器訓練などを行うこともあります。





避難訓練と同じく
  日頃からの備えが重要
(食料編)
 避難をし、一日でも早く事業を立て直すこと、そして万が一帰宅困難なご利用者がおみえになった場合を想定して、ご利用者の定員数+職員数の水と食料を7日分備えています。支援物資などが安定して供給されるまでは最低でも3日ほどかかるといわれていますので、この3日間に物資があるかどうかで精神的な負担の大きさも違うため、大切なポイントです。汚水しかなくても温めることができるレトルトパウチから乾パンまで、様々な非常食があり、味もよくなってきているのでこの機会に一度食べてみるのも参考になると思います。

避難訓練と同じく
  日頃からの備えが重要
(移動・通信手段編)
 また、携帯電話はどこからでも使えるとはいえ、災害時にはサーバーのパンクなどで繋がらないことも想定されるため、衛星電話を備えています。しかし、通信機器があってもバッテリーが切れてしまっては何の意味もありません。そこで、発電機と保存用ガソリンの備蓄、そして公用車のガソリン目盛りを半分以下にしないようこまめに給油することなどを心がけています。現在は携行缶への給油にも制限があり、保存用の燃料が高価なため個人での準備が難しく思えますが、マイカーのガソリンをなるべくこまめに給油することなら誰にでもできるひとつの「備え」です。

昨年度から防災委員として活動をさせていただき、しっかりと備えがあることがご利用者の安心に繋がるということを感じている現在です。また、委員会を通して、震災体験の貴重なお話を聞く機会をいただき、自分自身も、改めて防災意識が高くなったので今回はこのような内容にさせていただきました。センター内の物資の管理の徹底はもちろん、事業所や会社を守るだけでなく「家族や自分も被災した時に、いち早く安全を確保して業務に戻れるように」少しずつでありますが自分の身の回りも整えていこうと思います。

(青木)



就職を目指すなら、愛光園 就職トレーニングセンター
<就職希望者募集>
見学や体験などを行っています。
お気軽にお問い合わせを・・・。 TEL0562-85-6101 辻(つじ)・所(ところ)まで。
障がい者雇用を検討されている企業様もご相談ください!!

 紹介パンフレット(PDF)は、こちら