例年、6月の例会は「防災フェア」として行われ、法人愛光園の防災委員会も参加します。
法人愛光園は、ひかりのさとのぞみの家、まどか、障がい者活動センター愛光園、ひかりのさとファーム、老人保健施設相生が、東浦町と「福祉避難所協定」を結んでいます。私たち就職トレーニングセンターもまた、大府市と「福祉避難所協定」を結んでおり、災害が起こった際には、市町の要請を受け、障がいのある方の避難受け入れを行います。実際は依頼のあった方々だけではなく、緊急的に避難しに来る方もみえる可能性があります。
そういったいざという時に、どのように避難所運営をしていけばよいのか、今回の防災フェアでは避難所運営シミュレーションを「避難所運営ゲーム(HUG)」というカード式のゲームで行いました。
最初に東浦町の災害について東浦町防災ネットの方に説明していただき、「HUG」は、東浦町防災ネットの方々にファシリテーターを務めていただいて、ひかりのさとの会の会員の皆様、防災委員会のメンバーが5グループに分かれて行いました。
災害時に使えるように準備した組み立て式のテーブルに、活動センター愛光園の見取り図を用意し、次々訪れる避難者を、どのように受け入れるかを考えていきます。
最初はどうするのかと戸惑いながら始まった「HUG」ですが、進むにつれて、意見も活発に出され、みなさん真剣にシミュレーションを行いました。
最後に各グループから感想が出されましたが、「この避難所運営をできる人を育てなくてはいけない」「実際にはいつ起こるのかわからないのだから、職員みんなができるようになっていなくてはいけない」など、改めて考えさせられることがたくさんあった例会となりました。
私たち就職トレーニングセンターでも、今回の防災フェア、避難所運営に関しても、職員間で共有して考えていこうと思います。
東浦町防災ネットワークの方によるお話し |
HUGカードを使ったシミュレーションの様子 |
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